ビンを切りたい。そう思ってネットを調べると、多くの方法が紹介されていた。
「じれったいな~」手っ取り早くディスクグラインダーで切ってみよう。
失敗かな?失敗だな!なんとなく予想していた。まぁ~続けてみよう 作業続行。
自作ランタン用にウイスキー角瓶の底、切ってみました。
ディスクグラインダーじゃ切れないの?

瓶の切断の仕方を検索していて、いくつかの方法が紹介されていた。
しかしシンプルな柄の無い空き瓶の切断が多く、柄の付いたモノだと、
ガラス用ノコギリか、ルーターでの切断くらい。時間の掛かりそうな方法ばかりが多い。
切断のスペシャリストのディスクグラインダーを用いた方法がなかなか見つからない。
割れちゃうのかな?だいたい想像つくけど、作業時間は圧倒的に早いはず。
[どうなるか?]の好奇心もあったので、試してみました。
柄の付いた角瓶

ウイスキー角瓶の柄となる部分(亀の甲羅のようなライン)は、薄くへこんでいて割れやすい感じだ。
切断したい底の方まで柄が付いている。

一応マスキングテープを貼ってみた。
切断したいラインをマーク。
いざ・切断!
使用したディスクはコンクリート系を切断するタイプをチョイス。

おそるおそる刃をあててみると、切ると言うより削れる感じで刃が入っていく。
抵抗はほとんど無くサクサク刃が入っていく。

非常にかけらが飛び散るのでゴーグルは必須。手袋も準備しよう。
ヒビいったな…!
なるべく薄く当てながら1面ずつ切っていったのだが、明らかに嫌な手応えがした。
テープを巻いてるため崩れはしないが、割れたであろう感覚はあった。
途中でやめる訳にもいかないので、一周刃を入れ底を切り離した。

明らかなでっぱりもここで削って整えました。
テープを剥がしたら……

やはりというかバリバリに欠けていた。
ミスった……

半分はライン通りで、残りはバリバリ。
角にヒビも入っていた。
とりあえず長考……
欠けた部分をよく見ると、一部は深いが柄の形に欠けていた。
ビン自体の柄もギザギザに一周していた為、柄に合わせて削ってみることにした。

失敗ついでにもがいてみました。
欠けた柄に合わせて形を変更

柄のギザギザ沿って刃を当ててみた。
削る作業は非常に簡単。刃を少し当てると欠けていきます。

一通り削り作業終了。
一か所深く割れた部分が目立つ。
ヤスリでなめらかに

切り口をヤスリで整えて丸くしました。
棒ヤスリでギコギコ。100均だったかな?
水でほこりを流したら、割とキレイに見えるようになった。


仕上げの調整
もう一度ディスクグラインダーとヤスリで立ち具合を調整して、

うまく立つようにできた。
正面が深く欠けなくて良かった。

一応完成……いいんじゃないか!
角瓶のランタングローブ

オイルランプのグローブ(風除け)として使いたかったため、今回の切断をしました。
はじめの構想とは違ったものの、ある程度満足な結果にたどり着きました。
参考にされる方は、危険な部分もあるので十分注意を。

サクサク削れるのはちょっとオモシロイ。
ビン自体がキレイだから完成すると気持ちいいね!
中に入れたオイルランプはこれ

結果的に良くなりました
欠けたおかげでビンの底をギザギザに削った訳だが、いい効果を作ってくれた。
ランタンの炎には酸素が必要
ビンをかぶせると上昇気流で下から空気を吸うための隙間が必要だった。


下に空気穴が無いビンだと……
ためしに下に隙間の無いジーマビンをかぶせてみました。


2~3秒で消えてしまう。必要な空気穴となりました。

結果的に必要な形になったのはラッキーだった。
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