自立式プライベートウォールを自作!部屋に置いてみた

プライベートウォールアイキャッチ画像 DIY
プライベートウォール紹介

自宅に壁が欲しい!クライミングをやっていると、たどり着くこの気持ち。

ジムに行く時間が作れない。ジム代の確保が難しい。(自分は後者)

などの理由から自宅に なるべく安く 簡単にプライベートウォールを作りました。

参考程度にお役に立てればと思います

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コンセプト

  • ジムに行けないときでもホールドに触りたい。壁にしがみ付きたい
  • コストをできるだけ抑える
  • シンプルな簡単設計。いつか解体することも考慮
  • 角度の調整がきるようにする
注意

自分用に作るため、強度は最低限。理解して使用する必要がある。自己責任で!

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準備

材料準備 木材サイズカット
サイズカット

作る環境、設置場所の関係で大きさを決める必要がある。使う材料の全長なども意識する。

今回は自分が作った環境で紹介

設置場所からサイズを決める

部屋の天井までの高さが2400mmあったことから、高さは2380mmで作った。

フジケン
フジケン

けっこうギリギリ!天井から50mmくらい余裕あってもいいかも。床に寝かして作業することも頭に入れておこう!

横幅はコンパネサイズの1800mm。

奥行きは1000mm前後(結果)

材料準備

・2×4材
2380mm ・・・2本(壁本体縦枠)
1724mm ・・・2本(壁本体横枠)横幅全長-縦枠2本
2304mm ・・・1本(中央縦枠)縦枠-横枠2本
2300mm ・・・2本(左右の足)中央縦枠と一緒でもいい

・ナイロンテープ
幅30mm 1500mm以上 ・・・2本
2000mm以上 ・・・1本(止め方により変わる)

・ナイロンテープ30mm用バックル ・・・4個

・各種金具(ナイロンテープを取り付けるのに使用した。直接留めてもよい)

・ボルト・ナット・ワッシャー ・・・2組(100mm前後、M12にしました)

・コンパネ ・・・3枚

・ホールドセット(ボルト・爪付きナット付属)

・爪付きナット M10(セットの数だけでは足りない)

・各種ビス

注意

コンパネは15mm以上が推薦されているが、コストダウンのため12mmを使用

縦枠を基準に作ったが、横枠を基準に作れば

1800mm2本

2304mm(同サイズ)5本でもよさそう

フジケン
フジケン

安全性も大事。自己判断で!

作業

パネル作り

コンパネに穴を開けるための位置を出す

上の段の穴と下の段の穴がずれるように配置しました。

間隔は150mm。12mmのドリルで穴を開ける。

パネル裏
パネル裏

縦横150mmで線を引く。

爪ナットの間隔
爪ナットの間隔

穴は1つおき。

板の裏側から爪付きナットを、金槌で打ち込んでいく

フジケン
フジケン

ウレタンコートのコンパネを使用したが、ホールドが滑り回転しやすい。無塗装でいいと思います。ホールドがプラ製だからか?

枠の組み立て

ボルト用の穴開け

縦枠2本と足用の木材にボルト用の穴(13mmくらい)を開ける

足側 ボルト位置
足側 ボルト位置

縦枠は上から45mm前後

本体側 ボルト位置
本体側 ボルト位置

足用は上から85mm前後

本体枠

枠を組み立てる

用意した縦枠と横枠を四角く繋ぎ合わせ、真ん中に1本入れたとてもシンプルな構造。

ビスで繋ぐ前に、下穴を開ける方が良い。

本体、足をボルトナットで繋ぐ

本体と足をボルト・ナットで繋ぐ

木に面するところは、ワッシャーを挟みたい。

フジケン
フジケン

足の折り畳みで床にあたるため、足は少し浮くようにしました。

注意

枠を立てての作業になるため、注意が必要。倒れないよう工夫できれば安心

パネルの取り付け

上のパネルは枠の上部に合わせて取り付ける。

パネルの支え

支える為のビス

枠上部からコンパネの横幅
(今回は900mm)に印をし、ビスを留める。

ポイント

支える為のビスは打ち込まず、そこにパネルを引っ掛け、固定するビス打つ
そうすることで、楽に作業ができる。

下のパネルはナイロンテープを固定するため、40mm程度横枠との隙間をつくる

ナイロンテープ本体側
枠下側とパネルの隙間

上のパネル同様固定する

中央パネル

中央のパネルの上下にある隙間は、余っていた板を使用したためにできた隙間。

特に意味はない。

もともと中央のパネルは付けておらず、子供にせがまれ後から取り付けた。

大人だけの使用なら無くても十分楽しめるため、必要に応じて用意して下さい。

フジケン
フジケン

取り付ける人は隙間はいらないので、パネル間の寸法でコンパネを用意して取り付けよう。

足の広がり防止

ナイロンテープ取り付け
足広がり防止

ナイロンテープを写真のように取り付ける

バックルはしっかり折り返しておこう

テープを普通に通す

まずは普通に通す。

折り返し

片方だけ。

ズレにくくなる

折り返せばズレにくい。

ナイロンテープ固定足側
ナイロンテープ固定金具

足側の固定、参考に。直接ビスで留めても良さそうだ。

ナイロンテープのズレ防止金具

この金具でナイロンテープがズレるのを防いでいる

横のテープにはそこまでテンションが掛からなかった。写真は太いテープを使っているが、同じテープで十分だろう。

足の開き幅

足の開き

結果的に1000mm程度の開きになって使っている。

更に角度を付けたければナイロンテープも長く用意する必要がある。

ホールドの取り付け

プラ製のホールドセット……値段を踏まえれば仕方がない。

ホールドセット ボルト、爪ナット付属
ホールドセット ボルト、爪ナット付属

むしろボルトと爪ナットが付属してるので、お得と言える。ヌメる感じはあるが、
チョークを付ければ十分。掛かりの悪いホールドもあるので、トレーニングにもなる。

足りない分は2×4材の端材で自作。つかみやすいホールドも少なかったため。

自作ホールド 端材利用
自作ホールド 端材利用

取り付けはアドバイスできるほどでもないので、1例として。

何となく配置した後、調整を加え

ホールドの配置
ホールド配置


中央付近をスタート。上下左右に20手くらいクルクル回り、スタートホールドにゴールするよう番号を振った。

ゴール位置がスタートになるため、何周か繰り返せば、かなりこたえる。

小さめのホールドでもう1ルート作り、スタートゴールは全て同じにした。

下パネルフットホールド
下パネル

フットホールドは子供用に変更。

ホールドやボルトの数に限りがあったのと、靴等を履かない場合この方が良いかも。

フジケン
フジケン

つかみやすい物が少なく、セット内のホールドだけでは、
初心者・子供は厳しいかな!簡単に作った物で間に合わせた。

作ってみて

プライベートウォール完成
完成
ウォール横
ウォール横
ウォール裏
ウォール裏

一応足を畳む事は可能。壁側に立てる事はできるが、倒れ止めの工夫はしたい。

強度的にもすぐに壊れる、むしれる。という所は無さそう。注意は心掛けて使用する必要はある
補強をするに越したことはない。

好きな事に携わるだけでなく、作る事にも没頭できる。DIYスキルだけでなく、ホールドの配置などでも、クライミングスキルも少しは足しになるだろう。

ホールドにもよるが、2万円程の費用で済んでいる。

コスト的にもかなり前向きに考えられると思います。有意義な時間を買うつもりで……

娘6歳ボルダリング
娘6歳

上まで行けるようになった。

娘3歳ボルダリング
娘3歳

上まではまだ。降りれるようにはなった。

フジケン
フジケン

子供の食いつきはかなり良いよ!

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