カビキラーをかけて水で流しただけ。お風呂にビッシリできた壁・天井のカビを、大量のカビキラーを使って落としました。ペンキ屋として塗装前のカビ落としになりますが、誰でも簡単にできると思います。
大量のカビで困っている人はぜひ、自分で試してみて下さい。
詰め替え用ボトルと噴霧器

お風呂の壁・天井の塗り替えをやる場合、カビを落としておかないと塗装後にカビが出てきてしまう。それほどカビは発生力が強いと言うことだ。
とくに昔ながらの左官屋さんが塗った壁などは、凹凸が深く奥に染み込んだカビが強力だ。
そこでカビキラーをかけるわけだが、噴霧器を使って一気に行う。
そのため、かなりのカビキラーが必要となるので、詰め替え用ボトルが都合よく経済的だ。
- 広範囲に多くの量のかけれる
- 素早く作業することができる
- ノズルが長く脚立等がいらない
要するにサッとかけて、すぐ逃げる為だ。はっきり言って長時間作業できない。

強烈なガスが発生する。作業時間はできるだけ短くしよう。
用意するもの
道具
- カビキラー詰め替え用(今回は2本)
- 噴霧器(自分は乾電池式)
- ホースと散水ノズル(シャワーが届かない場合)

ここで紹介のお風呂は、床面積たたみ約2枚分。カビキラー詰め替え用を2本使いました。
噴霧器は乾電池式を使ったが、量が出すぎるのが欠点かな。手動式の方がカビキラーを節約できると思います。ただ素早く作業を終わらせたい部分もあるので、一長一短なところ。
水で流すための散水ノズルは、お風呂内のシャワーでは届かない場合があるのと、拡散などで水圧を少しかけたい為だ。
装備
- 雨カッパ
- 長靴
- ゴム手袋
- ゴーグル
- マスク
- つばのある帽子
要するに肌を出さないフル装備!
カビキラーをかけ始めると、ガスが出るので目を開けてられない。必ずゴーグルを用意しよう。
当然 息苦しくもなる。自分は活性炭入りのマスクを使ったので、匂いも息苦しさも かなり抑えられて作業できた。オススメします。
天井から落ちてくる薬品には、つば付きの帽子が有効。

作業工程
初めにここで紹介する方法は非常に危険性がある為、
自己責任・自己判断で行うように!
と言っておきます。
換気にも注意しながら進めよう
①噴霧器準備

カビキラーを噴霧器に入れて、動作確認とノズルから出るスプレーのパターンを確認する。
②ドア・窓を閉めカビキラーをかける

カビが発生している天井や壁にサッとかけていこう。もう1度かけるのでサッとで良い。薬品が強い為、お風呂場以外にかかるのを防ぎたい。ほぼ閉め切りになるので、素早く作業しよう。1分を超えるようなら、1度外に出るつもりで!
③換気をして20~30分放置

換気の為 窓を開けるが、ドアを開けておくのは注意が必要。匂いが家中に広がる可能性がある。近くに窓があればそこで!
④もう1セット(②~③を繰り返す)

もう1度カビキラーをかけて、20~30分放置する。
⑤水で洗い流す

たくさんの水量で念入りに洗い流す。天井から壁・床までお風呂場全体を水で流せば作業は終了です。

うっすらと黄色い部分が残っている。必要に応じて回数を変えて下さい。
ブラシ等では一切こすっていません。
塗り替えも視野に
今回のお風呂場は1度塗装をしてあった為、比較的落ちやすかったと思います。
環境次第では結果が変わりますが、カビが抑えられれば あとは塗るだけ。
より綺麗に、カビも発生しにくくなりますので、自分で塗り替える事も考えてみてはいかがでしょうか?
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