たまにしかジムに行かない自分にとっては、ジムでの時間はとても貴重だ。
クライミング・ボルダリングのトレーニングを自宅でやりたい。
当然触る機会も増え、トレーニング効果も出やすい。
ジムに行く時間がない。こっそりパワーアップ。
自宅の廊下にトレーニンググッズを自作して、設置しました。
経緯
ガツガツやるタイプではないものの、登れた課題はキープしたい。
2週に1~2度程度ではレベルダウンは起こりえる。
ジムに行ったときにできるだけ楽しめるように、自宅の廊下に作ることを考えた。

グレードが上がると、家でのトレーニングがかなり効いてくる。
効果を感じるととても嬉しい。
きっかけは Metolius ロックリングス
クライミングを初めて早い段階で買ってはみたものの、良さを引き出せず眠っていたもの。
成長を焦って辛さだけを感じた結果、続かなかったのだろう。
ぶら下がるだけでも効果があると言うので、今一度廊下に設置してみた。
ロックリングスのおかげでやる気が沸いたので、廊下をパワーアップすることにした。
- 頭の上になるので、邪魔にならない
- 和風の廊下の為、設置しやすい
- 常に目に留まる
トレーニンググッズ作り
苦手なスローパー
作るためには、下調べ。いろいろなトレーニングアイテムを見ていると、

Beastmaker 1000Series(ビーストメーカー1000シリーズ)
【欲しい!】
2000シリーズは上級者向けらしいので、1000で十分そうだ。
ロックリングスがあるので、気になった点と言えばスローパー。
20度、35度、45度(2000シリーズ)のスローパー
当然苦手だ!と言えるわけだが、慣れていくしかない。
買えれば良いのだが、予算的に……
丁度いい。どうやって形にするか考えよう。
良いアイデアが浮かばないまま、家の外をうろつくと畑で目に飛び込んできた。

これだ!
浮かんだイメージを、シンプルで簡単に作れるように考え、何度か作り直して形になった。

下から20度、30度、40度。
作っている段階でぶら下がれるか不安になり、ビーストメーカーより優しくした。
結果良かったと言える。初めは30度でも厳しく、40度に至っては、足が浮けばいいくらい。45度への挑戦権を目指すこととした。
スローパー作り

1×4材を用意し、32cmで2枚切断
縦板になる

分度器等で角度をだす
下から20度30度40度
2枚を左右対称に

線の下に沿って横板を乗せる木材を留める
木材は1×4材を縦に割ったもの

横板を用意 画像は横幅50cm
ビスの位置、下穴を開けると良い
横板を前側に合わせ、外側から留める

横から見るとこんな感じ。

スローパー本体完成!

20度と30度・30度と40度の間隔は9cmにしたが、
手のひらが入ればいいので、狭くしても良さそう。
取り付け
設置する環境により変化すると思うので、1例として紹介。

固定側(廊下)の壁間の寸法にカット。
奥(緑)2枚は1×4材、下は2×4材。
1×4上板は上の面が32cm
下板は下に置かれてる位置

2×4に乗せ背面の板を留める。
長さは本体幅より長くビスを打てれば良い。
ここでは70cm。

横から見るとこのようになる。
本体側の板の高さに合わせ、
固定板を廊下に留める。

本体を固定板に留める。
ちなみに2×4は乗せただけ。固定はしなかった。

スローパー取り付け完了。
おまけのカチ
2×4の上が利用できないか考えた。

端材を利用し10cm程度にカット。
はば30mm・暑さ12mm
奥行きを制限するためだ。

好みの場所へ固定。
ここでは 15・20・25mm
背伸びはやめておいた。
カチにならんか!

今の自分では10mmは厳しそう!いつでも変えれるし。

第一関節まで半分

関節手前

ほぼ関節まで

トレーニンググッズ完成!
作ってみて!
家の中。目にもとまりやすい事から、触る回数は多い。
おまけのカチでの懸垂が、シンプルで一番使っているかも。
スローパーは手首にくることを知った。テーピングの巻き方の練習、効果の実感に
役立った。
いろんな発見もでき、作っただけの価値は感じる事ができた。

廊下に作ったと言うのも自分的にはかなり良かった。
コメント